ヨクネル

ルネスタは超短時間型の入眠導入剤です。気になる副作用についても詳しく解説!

ルネスタで入眠障害を改善

不眠

また今日もなかなか寝付けない・・・。眠りたいのに眠気は来ないしかといって眠らないわけにはいかないし、寝なきゃと焦れば焦るほど眠れないまま時間はどんどん過ぎていきイライラが募りなおさら眠れない・・・。そんな経験1度や2度誰にでもあると思いますが、これが毎晩となると辛いですね。睡眠時間がどんどん減っていき次第に疲労が蓄積され仕事にも身が入らず、体調にも変化をきたし日常生活が送れなくなってしまう事もあります。

軽い運動を生活に取り入れたりと生活習慣を変えることで改善できれば良いのですが、それでもなかなか改善しない場合は薬の助けを借りる方法もあります。特に1度眠ればなかなか起きる事は無いけど、眠りに着くまでが時間がかかってしまうタイプにはルネスタがオススメです。

ルネスタとは

ルネスタ

2012年に発売された薬で、非ベンゾジアゼピン系に属する薬です。従来のベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べると翌朝まで眠気やふらつき、倦怠感を持ち越さず、依存性も低いので使い勝手の良い睡眠薬です。 ルネスタは同じ非ベンゾジアゼピン系のアモバンを改良した薬です。

アモバンの中にある「S体」という効果のある成分だけを抽出して作られたのがルネスタです。効果はアモバンに良く似ていますが、アモバンを服用する事で出る副作用の苦味は軽減されており、アモバンよりも更に副作用が少なく安全性の高い薬とされています。 睡眠薬は作用時間で4種類に分類されており、ルネスタは服用してから1~1.5時間で効果が現れ、約5時間ほどで薄れていくので「超短時間型」に分類されています。

気になる副作用について

副作用

ルネスタの先発薬であるアモバンは有効成分ゾビクロンを含んでおり、睡眠作用が強いため入眠障害を改善するための有効な薬として広く普及しています。しかしゾビクロンは服用すると口の中に苦味が出る味覚障害の副作用が出やすいため、改良版として新しく開発された成分エスゾビクロンを含むルネスタが発売されました。エスゾビクロンは苦味の副作用が出にくくなっています。

苦味を感じる理由は、薬の有効成分や体の中で酵素などが介する事で生じる有機化合物である代謝物質が唾液から分泌されるためです。これには体質も関係しており、人によっては全く苦味を感じない方もいます。

具体的にどの成分が苦味を感じるのかはハッキリとしていませんが、服用した薬の有効成分が腸で吸収された後に血液に溶け込み全身を駆け巡っている中で少しずつ唾液から成分が分泌されます。 また肝臓でも薬の成分が代謝されますが、その際に作られる代謝物質も血液に溶け込んで体内をめぐるため、唾液から少しずつ分泌されるので、この2つが合わさる事で苦味が出るとされています。なので服用後すぐに苦味が口の中に現れるわけではなく、服用してからかなり時間の経った翌朝などに苦味が続いたりします。

苦味を消そうとして甘い飴などを食べると唾液が増えてしまい、更に口の中の苦味が増してしまうので苦味対策としてはお勧めしません。苦味がどうしても我慢できない場合は医師と相談のうえ、薬の量を減らすか苦味の無い他の薬に切り替えるなどの対処をお勧めします。

苦味以外の軽い副作用としては眠気、頭痛、めまい、ふらつき、口が渇く、長期服用で効かなくなる等が報告されています。

その他の重大な副作用としては

・アナフィラキシー様症状
・呼吸抑制
・依存性
・精神症状
・一過性前向性健忘
・肝臓の重い症状
・もうろう状態

があげられています。初期症状に注意し、重い副作用の場合は服用を中止し、速やかに医師に相談して下さい。


また服用してはいけない場合として

・ルネスタ、アモバンに過敏症のある人
・重症筋無力症
・急性狭隅角緑内障
・肺疾患


が報告されているので上記に当てはまる方は注意して下さい。
その他注意事項としては血中濃度が急激に低下する恐れがあるので、食事中や食後すぐに服用することは避けて下さい。またアルコールと一緒に服用してしまうと薬の効果が増大してしまい、精神機能、知覚、運動機能などが低下する事があるので避けて下さい。

睡眠薬の依存性について

依存症

1度睡眠薬のお世話になってしまうと、二度と手放せなくなると思っている方はわりと多いと思います。睡眠薬には確かに依存性がありますが、その依存性により依存症になる方はごくわずかです。ゴールを意識しながら服用すれば問題ありません。ここでは依存性に関して詳しく解説します。

不眠とお酒

眠れない時皆さんはどのように対処するでしょうか。ついお酒に頼ってしまう方も多いのではないでしょうか。欧米やその他の国の人に比べ、日本人は不眠の際にお酒に頼ってしまう事が多く、医療機関で受診する方はものすごく少数です。 睡眠薬だと依存が怖いので、手軽に手に入り寝つきも良くなるお酒を不眠の解消アイテムとして選ぶ方は多いですが、お酒による寝つきの良さは一時的な物なので、繰り返しているうちにすぐに逆効果になり、しかも続けて寝酒をしているうちにアルコール依存症になる方も出てきます。睡眠薬よりもアルコールの方が依存性が強いです。しかしアルコールも付き合い方次第で良いアイテムとなるように、睡眠薬も上手に付き合えば不眠解消に最適なアイテムとなってくれます。ここでは睡眠薬の依存に関して理解を深めましょう。

依存とは

薬やアルコールに対する耐性、身体依存、精神依存によってコントロールが効かなくなる状態を「依存」と言います。

はじめは1錠で効果のあった睡眠薬が、服用しているうちにあまり効かなくなってきた場合は耐性ができてしまった状態です。また体の中に薬の成分がある事が当たり前になってしまい、体内から薬の成分が急に無くなってしまう事で体がびっくりし、バランスを崩す事を身体依存と言います。睡眠薬を急に辞める事で以前よりも酷い不眠(反発性不眠)や体調不良(離脱症状)にみまわれます。

不眠はとてもつらいので、睡眠薬による効果が実感できていればいるほど精神的に頼ってしまいがちになります。これが精神依存です。

上記のような睡眠薬の依存性を心配されている方も多いと思いますが、アルコールの依存性にくらべれば遥かにマシです。医師からの処方量を守っていれば問題ありません。なかには睡眠薬の耐性の影響で効かなくなり、薬の量がどんどん増えていく方がいますが、その場合は注意が必要です。ある程度の薬の量の範囲でコントロールできている場合は問題ありません。

依存性の傾向

睡眠薬の依存性は、効果の強い半減期の短い睡眠薬が依存しやすい傾向にあります。現在は睡眠薬といえばベンゾジアゼピン系睡眠薬と非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の2種類が主に処方されています。最近では依存性の無い睡眠薬としてメラトニン受容体作動薬ロゼレム、オレキシン受容体拮抗薬ベルソムラが開発されていますが、依存性が無い代わりに即効性もないので、合わない方もいるようです。

依存性はありますが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬はバランスがとてもよい薬です。さらにベンゾジアゼピン系よりも非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の方が依存性が少ないとされています。

薬による体への変化の出方が大きければ大きいほど依存しやすくなってしまいます。薬の作用時間が短い薬も薬が切れたという実感を感じやすいので依存しやすくなる傾向があります。

例をあげるとベンゾジアゼピン系睡眠薬のハルシオン、サイレース、ロヒプノール、エリミンが注意が必要な睡眠薬です。サイレースやロヒプノールは睡眠作用が強力で、エリミンはアルコールと併用すると多幸感が出るため依存につながってしまいます。エリミンは2015年11月で日本では販売禁止になっています。

依存性にならないためには

・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬を選ぶ
現在睡眠薬で主流となっている睡眠薬のうち、ベンゾジアゼピン系睡眠薬が依存しにくいとされています。ルネスタでは1年、マイスリーでは8ヵ月服用し続けても耐性が現れなかったと報告されているので非ベンゾジアゼピン系睡眠薬がお勧めです。睡眠効果のあるベンゾジアゼピン受容体への作用が穏やかなためではないかと考えられています。

・強さが適切な睡眠薬を服用する
強い薬を服用すればすぐに効果が出るので改善された気になりますが、なるべく弱い薬から初めて、効果の出方によって少しずつ強くしていく方が体のためにも良いです。そして薬による睡眠効果が安定してきたら、次は少しずつ薬を弱いものに替えて行く意識も大事です。もう必要がないのにいつまでも強い薬を使い続けたりしないようにします。

・作用時間が長い睡眠薬を選ぶ
依存に関しては作用時間が長い睡眠薬の方が安全といえます。中途覚醒や早朝覚醒で悩んでいる方は作用時間が長い薬を選ぶ事が多いですが、これらの薬は効いてきた感じや切れた感じの実感を感じにくいので依存しにくいといえます。しかし睡眠薬が体に溜まるので日中の眠気やふらつきなどの副作用が現れやすいのでそちらは気をつけてください。

・服用期間を短く
睡眠が安定してきたら睡眠薬を減らしていく事が大事です。服用期間が長ければ長いほど精神的にも薬に頼ってしまうので依存し易くなってしまいます。意識して減らしていきましょう。

・服薬量を少なく
睡眠薬はできるだけ少ない量を使うのが良いです。アルコールを飲まない日、休肝日を作るように、薬を飲むのをお休みする休薬日を作るとよいでしょう。

睡眠薬を服用する際に3段階のステップがあり、

1.布団に入っても眠れない時だけ服用する
2.少量の睡眠薬を常用し、特に眠れない日だけ頓服を追加
3.日頃から睡眠薬を常用


早く睡眠の改善をした方が良い場合は「2」から初めていき、日によって眠れる日がある場合は「1」からはじめた方が良いです。

・アルコールとの併用は避ける
アルコールと睡眠薬を併用すると、相互の作用によりどちらの効果も増大します。人生が狂ってしまうレベルの睡眠薬依存症に陥る方の多くはアルコールとの併用が多いので、アルコールと睡眠薬の併用は絶対に止めましょう。

・睡眠薬以外の手段を作る
薬だけに頼るのではなく、良い睡眠を得られるための生活習慣や自立訓練法などを取り入れるようにして下さい。不眠に効果があるのは薬だけではありません。睡眠薬依存の特徴としては不眠はとっくに改善しているのに、薬が無いと眠れないという精神的な理由の依存が多いという事です。睡眠薬を飲み始めると同時に、睡眠薬以外の手段の柱を自分の中に作りましょう。そうすると薬以外の手段で眠れてると思えるようになり薬から卒業しやすくなります。

自分にあった薬と薬以外の手段を併用して快適な睡眠を手に入れましょう。

ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系とは

朝目覚めた後、時間の経過と共に脳が活発になってきます。これは脳の中の「覚醒」に関わる受容体が存在するからです。そして夜になると昼間とは違い逆に徐々に眠たくなっていきます。この時は脳の中の「制御」に関わる受容体が関与するからです。この中で脳の機能を抑える事で眠気を誘う受容体としてベンゾジアゼピン受容体があり、この受容体が活性化すると次第に眠くなってきます。という事はこのベンゾジアゼピン受容体を活性化させれば睡眠を促す事ができ、不眠症を改善できるはずです。その活性化させる成分の薬を睡眠薬と言います。

ベンゾジアゼピン受容体の中でも、「ベンゾジアゼピン骨格」と呼ばれる化学構造を持つ薬があり、ベンゾジアゼピン受容体を活性化させる事が可能です。 また「ベンゾジアゼピン骨格」を持っていないのにベンゾジアゼピン受容体を刺激する事のできる化合物が開発され、これはベンゾジアゼピン系薬とは分けて非ベンゾジアゼピン系薬と呼ばれます。この非ベンゾジアゼピン系薬としてアモバンがあります。

非ベンゾジアゼピン系のアモバン

今までのベンゾジアゼピン系薬はベンゾジアゼピン受容体の「ω1受容体」「ω2受容体」のどちらの受容体にも作用する事で効果を発揮していましたが、多くの受容体に作用するため副作用が現われるリスクも含んでいました。ベンゾジアゼピン骨格を持たない化合物が創出された事により「ω1受容体」「ω2受容体」への作用を分けて考えられるようになりました。

そんな中「ω1受容体に対する作用を強くした薬」として開発された薬がアモバンです。 ベンゾジアゼピン系薬は睡眠薬以外にも抗不安薬として利用される事もありますが、アモバンのような非ベンゾジアゼピン系は睡眠作用に比べて抗不安作用や抗痙攣作用は弱いけれど依存性が形成されにくいという利点があります。そのアモバンの改良版であるルネスタも同じ作用が期待できます。

ルネスタ1、2、3mgについて

ルネスタには1、2、3mgの3種類があります。ルネスタの服用を開始する場合には1~2mgからスタートします。効果がどのくらい出るのかを見て、弱いようなら3mgへ増やします。高齢者の場合は2mgまでの使用が認められています。

ルネスタの添付文書には2mgからの使用が勧められていますが、高齢者は1mgからの使用となります。高齢者以外の若い人でも、治療をそんなに急いでいなければ1mgから開始する場合もあります。

ルネスタは即効性があるので1mgを使用してみて効き目があるかどうかはすぐに判断できます。もし効き目が出ないようなら3mgまでは増量できますが、それ以上増やしても効果はあまり上がらないので3mg以上を使用する事はできません。3mgでも効き目がみられない場合は他の睡眠薬に変更するか、効果の違う睡眠薬を併用する事になります。

ルネスタの薬価

ルネスタを病院で処方してもらう場合は自己負担額が3割なので1ヵ月間毎日使用した場合はそれぞれ下記の金額になります。

ルネスタ1mg(1錠51.0円)1ヵ月分30錠=459円
ルネスタ2mg(1錠80.9円)1ヵ月分30錠=728円
ルネスタ3mg(1錠102.7円)1ヵ月分30錠=924円


ルネスタ2mgを服用したい場合、1mgを2錠と2mg1錠ではどちらも効果は同じですが、2mg1錠の方が経済的なので大きな規格の錠剤に抵抗がない方はそちらをお勧めします。

個人輸入を利用すればルネスタのジェネリック医薬品を購入する事ができます。その際の金額は下記のようになります。

通販サイト参照

ルネスタ・ジェネリック1mg(1錠63円)1箱50錠入り =3150円
ルネスタ・ジェネリック1mg(1錠56円)1箱100錠入り =5670円

ルネスタ・ジェネリック2mg(1錠81円)1箱50錠入り =4050円
ルネスタ・ジェネリック2mg(1錠72円)1箱100錠入り =7290円

ルネスタ・ジェネリック3mg(1錠99円)1箱50錠入り =4950円
ルネスタ・ジェネリック3mg(1錠89円)1箱100錠入り =8910円


病院での処方と比べると2mgの100錠、3mgの50、100錠の購入なら病院で処方してもらう薬価よりも安く購入できます。

病院での処方は自分に合った薬を処方してもらえます。処方してもらった後、薬をもらうためだけに通院するのは移動費や時間、病院内での待ち時間や診察料、処方箋料などを煩わしく感じる方もおられると思います。自分に合った薬を処方してもらえているので、後は薬だけ購入したいという場合に個人輸入サイトを利用した通販は最適です。

ルネスタが合う人は

不眠症は大きく分けると2つのタイプがあり、1つはなかなか寝付けない「入眠障害」、もう1つはすぐに起きてしまう「中途覚醒」です。入眠障害の方には超短時間型、短時間型のタイプの薬、中途覚醒してしまう方には中時間型、長時間型の睡眠薬が適しているとされています。
ルネスタは超短時間型なのでなかなか寝付けない入眠障害タイプの方に合います。超短時間型の中では緩やかに効果が現れるため、急にストンと眠りに落ちるのではなく、緩やかに眠りに落ちるのを希望する方向けです。しかし約5時間で効果が切れてしまうので中途覚醒を改善するのには適していません。

ルネスタの致死量について

ルネスタを過剰服薬しても死亡する可能性はとても低いとされています。
マウスの実験では900mg/Kg未満が致死量だと報告されています。これは人間に置き換えると体重60Kgの人が54000mgの量を摂取すると死に至る事になりますが、ルネスタ3mg錠で換算すると18000錠となります。

死に至らないにしても犬を使った実験では30mg/kgでよろめいたり、虚脱状態になり運動失調などの症状が出るため過剰服用には注意が必要で、人間に置き換えると体重60Kgの人が1800mg摂取するとこのような状態になります。ルネスタ3mg錠で換算すると600錠になります。

人と動物では正確な致死量は違いますが、これらの報告を元に人間におけるルネスタの致死量を計算すると数千~万mgとなります。万が一過剰に服用したとしてもこの量を飲みきる前に薬が効いて眠ってしまうので ルネスタの過剰服薬で死ぬことは現実的には不可能です。

しかし身体疾患や脳器質疾患などをわずらっていたり他の薬との飲み合わせで危険な状態になる可能性があるので、過剰服薬は絶対に止めましょう。

入手するには

通販NG

アモバンもルネスタも非ベンゾジアゼピン系で同じ効果が期待できます。アモバンは医師に処方箋を出してもらわないと購入できない要指示薬ですが、個人輸入を利用すれば処方箋が無くても入手できました。しかし2016年10月に個人輸入が禁止となり、処方箋無しで入手できる手段は無くなりました。アモバンは購入できなくなりましたが、ルネスタは個人輸入を利用すれば購入可能です。またルネスタにはジェネリック医薬品もあり、「フルナイト」と言います。フルナイトもルネスタとほぼ同じ効果を得る事ができます。

個人輸入とは

個人輸入

海外で販売されている商品を個人で取り寄せて購入する方法の事です。通常海外で販売されている商品はその商品を販売している企業の現地法人や日本の代理店が国内に流通させて販売しますが、個人輸入の場合は個人で直接現地の企業や販売店とやり取りをして注文や購入する形になります。それを個人で行う場合は言語の壁があります。現地の言葉でやり取りをしなくてはいけないので語学に長けていない限り素人には難しいものがあります。

しかしそんな面倒な手続き等を全て代行してくれる業者があります。個人輸入者と海外の現地の企業や販売店との中を仲介し、意思の疎通や取引内容の確認等を請け負ってくれ、その事によってスムーズに個人輸入を行う事ができます。インターネットの普及のおかげで個人輸入代行サイトを利用すれば手軽に個人輸入を利用して商品を購入する事ができます。

個人輸入を利用する際の注意点

個人輸入は「個人が使用する目的」で、「2ヵ月分以内」の量なら問題なく購入できます。個人輸入代行サイトを利用する際にはそのサイトが信頼できるサイトかどうか確認したうえでの利用をお勧めします。信頼できるサイトかどうかの基準としては「事業暦が長い」「サイト内で正規品だけを取り扱っている」「取り扱っている薬の成分鑑定書を公開している」「他のサイトに比べて極端に安い値段で販売していない」などの点を確認して下さい。

その他に注意する点としては1度に約16000円以上の金額で購入しない事です。約16000円を超える額の商品を個人輸入で購入しようとすると別途関税や消費税が追加される場合があり、その追加された分は自己負担になるので注意が必要です。個人輸入で商品を購入する場合は1度に大量に購入するのではなく、期間をあけて少量づつ購入する方法がお勧めです。

また個人で使用する事が前提なので、荷物の受け取りは会社名など勤務先にするのではなく個人名にしましょう。どうしても自宅に届くのは困るという場合は郵便局留めにすると良いでしょう。代行業社によってはできない場合もあるので、注文する前によく確認して下さい。

個人輸入でも購入できる睡眠薬

2016年10月にエスゾピクロンを主成分とした睡眠薬アモバンとエチゾラムを主成分とした精神安定剤デパスが向精神薬に指定されたため、いままで個人輸入で入手できましたが禁止になりました。デパスは睡眠薬としても処方されているので、個人輸入を利用して服用していた方は不便を感じている方もいると思いますが、同じような効果を得られる睡眠薬で個人輸入を利用して購入できるものがあるのでこちらではその種類を紹介します。

ルネスタ

ルネスタ

非ベンゾジアゼピン系で有効成分エスゾピクロンを主成分としています。先発薬アモバンの改良版で2012年に発売された新しい薬です。アモバンの有効成分だけを取り出して作られており、アモバンよりも少ない量の薬で同等の効果が発揮されるため副作用が軽くなっています。

効果

睡眠導入、鎮静作用に優れており、覚醒状態から眠りに入るまでの時間が短くスーッと眠りに入る感じです。睡眠維持作用があり、臨床試験の結果、1度眠りに入ると覚醒する時間や回数が減少傾向にあると報告されています。また抗不安や筋弛緩作用が比較的出にくいので高齢者でも使い易いとされています。ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べ緩やかな作用機序のため依存性が低いとされています。

副作用
眠気

夜薬を飲んだ後の眠気は薬の効果なので問題ありませんが、起床する時間になっても眠い、眠くて日中仕事に集中できないとなると副作用という事になります。

耐性・依存性形成

体が薬に徐々に慣れてしまい効かなくなる耐性、その薬なしでは眠れなくなる依存性が非ベンゾジアゼピン系では今までの睡眠薬ベンゾジアゼピン系よりは起こりにくいと言われていますが、絶対に無いわけではありません。

一過性前向性健忘、朦朧状態

今までの睡眠薬ベンゾジアゼピン系よりは起こりにくいと言われていますが、薬によって中途半端に脳が眠らされてしう事で中途半端な覚醒状態になり、朦朧状態や服用後に自分の行動を覚えていない一過性前向性健忘を引き起こす場合があります。

併用禁忌

ルネスタには併用禁忌(一緒に使用してはいけない薬)はありませんが、併用してはいけない状況である禁忌事項があります。

ルネスタ、アモバンに過敏症のある人

過去にルネスタやアモバンを飲んで過敏症を発症した事のある人は使用できません。

重症筋無力症

重症筋無力症の方はルネスタを服用する事で筋弛緩作用が増強され、症状が悪化してしまう可能性があります。

急性狭隅角緑内障

ルネスタの服用によって眼圧が上昇してしまう事があるため急性狭隅角緑内障の方は使用できません。

肺疾患

肺気腫、肺性心、気管支喘息及、脳血管障害の急性期などの呼吸機能が低下している状態の方は使用できません。ルネスタを飲むと自発呼吸が困難な状態である炭酸ガスナコーシスを引き起こす可能性があるので使用できません。

併用注意薬

ルネスタには併用禁忌はありませんが、併用注意薬はあるので下記の薬に注意しましょう。

中枢神経抑制剤

ルネスタも中枢神経抑制剤のため、同じ効果の出る薬は一緒に服用するのに適していません。一緒に服用しするとそれぞれの効果が出すぎて眠気を強く感じたり、血圧が下がる、意識障害に陥るなどの症状が出る可能性があります。

ベンゾジアゼピン系:デパス、ハルシオン、レンドルミン、ソラナックス、ユーロジン、ロヒプノール(サイレース)など

非ベンゾジアゼピン系:ルネスタ、マイスリー、アモバン

バルビツール酸系:ラボナ、ベゲタミンなど

抗ヒスタミン薬:アタラックス、アレジオン、ポララミン、アレグラ、クラリチン、ザイザルなど

フェノチアジン誘導体:メチレンブルー、フルフェナジン、プロマジンなど

CYP3A4抑制剤

ルネスタは代謝酵素の一種「CYP3A4」により行われるため、この酵素を制剤する薬を併用するのは避けましょう。

アゾール系抗菌薬(商品名:ミコナゾール、フルコナゾール、イトラコナゾール)

マクロライド系抗生物質(商品名:クラリスロマイシン、エリスロマイシン)、シメチジン

特に注意しなくてはならないのがマクロライド系抗生物質である「エリスロマイシン」です。エリスロマイシンはおでき・にきび・とびひ・節炎・骨膜炎・乳腺炎・気管支炎咽・喉頭炎などに使用され、服用するタイプの薬だけではなく塗布剤にも使われています。自分の使用している塗布剤にエリスロマイシンが含まれているのか確認してからルネスタを服用しましょう。

CYP3A4誘導薬

CYP3A4を阻害する薬はルネスタの代謝を遅くし、本来よりも効果を高めたり長時間持続させてしまったりするので注意が必要ですが、逆にCYP3A4を誘導する薬も注意が必要です。代謝酵素が活性化する事によりルネスタをすぐに代謝、排泄してしまい効果が出にくくなります。 代表的な薬で言うと結核に使用される抗生物質「リファンピシン」です。

麻酔時に使用される医薬品

麻酔時に使用される薬として「チアミラールナトリウム」「チオペンタールナトリウム」がありますがルネスタと併用すると呼吸困難に陥る事があるので、もし麻酔が必要な状況になった場合はルネスタを服用しているという事を医師へ伝えましょう。

アルコール

アルコールもルネスタと併用してはいけません。どちらも作用が似ているので中枢神経抑制作用が強まり、強烈な眠気が続いたり、酩酊してふらついてしまい、転倒するなどのリスクがあります。またアルコールとルネスタの血中濃度を高めてしまうためルネスタとアルコールの依存性を高めてしまう可能性があります。

服用方法

成人は1回につき2錠(2mg)、高齢者は1回1錠(1mg)を1日1回就寝前に服用します。
※成人では主成分3mg、高齢者は2mgが上限です。

注意事項

短時間眠った後にまた起きて仕事をするというような時には飲まないで下さい。 食事と一緒に飲んだり、食事のすぐ後に飲まないで下さい。 誤って多めに飲んだ場合には医師に相談して下さい。 自分の判断だけで服用するのを止めてしまわないで下さい。

フルナイト(ルネスタのジェネリック医薬品)

フルナイト

インドに本社のある製薬会社サンファーマが取り扱っており、製薬会社エーザイが開発したルネスタのジェネリック医薬品です。ルネスタとほぼ同じ効果や効能を得る事ができます。

効果

ルネスタと同じ主成分エスゾピクロンは脳内にあるγ-アミノ酪酸の働きを強くしてくれ、その作用により興奮した神経を抑えてリラックスさせます。不安や緊張を抑える事でリラックスさせ、寝つきがよくなり快適な睡眠へ導いてくれます。 ルネスタと同じように持続時間が短いタイプの睡眠薬なのでなかなか寝付けない入眠障害の方に向いています。

副作用

味覚異常、眠気、めまい、頭痛、倦怠感、脱力感が報告されています。まれに記憶障害、物忘れ、行動や考えの変化(外交的、攻撃的、混乱、動揺、幻覚、自殺願望、うつの悪化など)が現われる場合があります。その際はすみやかに医師に相談して下さい。

併用注意薬

CYP3A4抑制剤(ケトコナゾール、イトラコナゾール、ネファゾドン、クラリスロマイシン、トロレアンドマイシン、ネルフィナビール、リトナビールなど) 。ルネスタと同じで、代謝を抑制する事により本来の効果より効きすぎてしまうため注意が必要です。 ルネスタもそうですが、アルコールと作用が似ているため効果が増長してしまい、薬やアルコールへの依存症になる可能性があります。

服用方法

成人は1回1錠(2mg)を就寝する直前に水もしくはぬるま湯で服用します。

注意事項

有効成分であるエスゾピクロンにアレルギーのある方、妊娠している可能性のある方、妊婦、授乳中、乳幼児、小児、は使用しないで下さい。また肝機能障害、高齢者は使用の際に必ず医師と相談して下さい。 服用後は少なくとも8時間以上の睡眠時間を確保して下さい。 食事の量が多い、高脂肪の食事をした等の場合は効果が出るまでに時間がかかるので避けるようにして下さい。

バスパー

バスパー

バスパーとはロトニン5-HT1A受容体作動薬のアザピロン系、非ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。緊張感や憂鬱な気分を抑制する効果があるため睡眠薬としてだけではなく、うつ病や不安障害の方にも適している薬です。

効果

脳内伝達物質であるセロトニンに作用し、神経伝達物質のアドレナリンやドーパミンを増やし緊張感や不安感、憂鬱な気分を抑制する効果があります。入眠障害やうつ病、不安障害の方に適した抗不安薬です。1回の服用につき半減期は6~7時間ほどなので、安定的に効果を得るには1日2回飲む必要があります。服用してから1~2週間ほどで効果が現れ始めます。もし飲み忘れてしまった場合は忘れた分は飛ばして、次の分からまた1錠飲むようにして下さい。2回分を1度に服用する事は絶対にしないで下さい。

副作用

めまい、立ちくらみ、眠気、頭痛、神経過敏が報告されています。 薬を減らしたり断薬したりする際に副作用として離脱症状が出る場合があるので重い症状が出た場合はすぐに医師に相談して下さい。離脱症状としては不眠、不安、震え、筋肉痛、筋攣縮、吐き気、頭痛、食欲不振などが報告されています。

併用禁忌

抗うつ薬や抗パーキンソン病薬に用いられる「モノアミン酸化酵素阻害薬」や、鼻水、アレルギー症状、酔い止め薬にも使用されている「抗ヒスタミン薬(アメリジン)」との併用は避けて下さい。 他の睡眠薬や抗うつ剤、精神安定剤との併用も避けて下さい。

服用方法

初めの1週間は20mgを1日に1回服用し、効果を感じる事ができなければ朝と夜も飲むようにし、それぞれ1錠ずつ飲みます。

注意事項

アルコールとの併用は効果を増長してしまうため避けて下さい。 肝臓や腎臓の機能障害の方、妊娠している、てんかん、アレルギーを持っている方は使用できません。 アルコールやグレープフルーツと一緒に服用すると効果を弱めてしまいます。 服用の際に集中力が落ちたり眠気に襲われたりするので車の運転などは避けて下さい。 薬が合わないと感じた場合には直ちに服用を中止し、医師に相談して下さい。

バスピン

バスピン

インドの製薬会社インタスファーマ社で開発された薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。有効成分ブスピロンは特許が切れた2001年以降に沢山のジェネリック医薬品が出ており、バスピンもその1つです。

効果

有効成分ブスピロンはセロトニン5-HT1A受容体作動薬で、不安や抗うつ作用に関する受容体を活性化する働きがあります。ドーパミン、ノルアドレナリンの働きを向上させる効果があり、不安な気持ちが続いて感情をうまくコントロールできない状態の方に有効な薬です。不眠症の改善にも使われ、1つの薬でうつ病、不安障害、不眠障害の3つの症状を改善する事ができます。

副作用

頭痛、強い眠気、立ちくらみ、無気力などの報告がされています。 薬を減らしたり断薬したりする際に離脱症状として出る副作用が不安感、不眠感、震え、頭痛、吐き気、筋肉痛、食欲不振が出る場合があります。症状が重い場合はすぐに医師へ相談して下さい。

併用禁忌

他の安定剤、抗うつ剤、睡眠薬との併用は避けて下さい。 モノアミン酸化酵素阻害薬が含まれている薬との併用は避けて下さい。

服用方法

症状により服用方法が違います。

・抗不安剤として服用する場合
朝と夜など1日2回、1~3錠を水またはぬるま湯で服用します(1回の最大量60mgまで)。

・不眠症の治療のために服用する場合
寝る前に1回1~3錠を水またはぬるま湯で服用します。

注意事項

有効成分ブスピロンにアレルギーのある方、妊娠の可能性がある、妊娠中、肝疾患や腎疾患の方、小児や高齢者は使用しないで下さい。 服用後は車の運転は避けて下さい。

ソナタ

ソナタ

ソナタはザレプロンを主成分としている非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。1999年にアメリカの製薬会社アメリカン・サイアナミッド(現在はワイス社)が開発し販売しており、超短時間型の睡眠薬となっています。

効果

入眠障害の症状の改善に使われます。有効成分のザレプロンが脳神経GABAを増加させ、不安や緊張を和らげ快適な睡眠をもたらします。抗不安薬としても使用されます。体内ですばやく排出されるため即効性があります。夜間の早い時間帯に効果が出ます。夜中に起きてしまう中途覚醒の治療には向いていません。

副作用

眠気、めまい、立ちくらみ、筋弛緩作用等の症状が報告されています。まれに呼吸困難を伴う重大な副作用が出る場合もあるのでその際は速やかに医療機関へ連絡を入れて下さい。 非ベンゾジアゼピン系なので耐性や依存性が出にくい薬ですが、長期に渡り使用する場合は注意が必要です。

併用禁忌

ナトリウム、オキシベートとの併用は避けて下さい。

併用注意薬

アルコール、抗ヒスタミン薬、抗けいれん薬、睡眠・抗不安薬、筋肉弛緩薬、麻薬性鎮痛薬、精神薬、アゾール系抗真菌薬、抗けいれん薬、は併用注意薬とされています。

服用方法

寝る直前に半~1錠を水もしくはぬるま湯で服用します。超短時間型なので10~15分程で効果が現れます。

注意事項

ソナタに含まれているFD&Y黄色5号(タルトラジン)、または有効成分であるザレプロンにアレルギー反応のある方は使用できません。 高脂肪の食事の直後に飲むと効き目が薄くなるので避けて下さい。 アルコールと一緒に服用しないで下さい。ソナタの効果を増長してしまいます。 高齢者、低体重者、肝臓に疾患がある方は1日5mgの服用として下さい。

ハイプロン

ハイプロン

ザレプロンを主成分としている非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬ソナタのジェネリック医薬品です。インドのコンセーンファーマ社が開発販売しており、超短時間型の睡眠薬に分類されます。

効果

こちらも入眠障害を改善する薬として効果を発揮します。途中で目が覚めてしまう中途覚醒の治療には向いていません。統合失調、極度の不安感、緊張感、抗うつ状態などの改善に使う抗不安薬としても使用されます。脳内の神経に働く物質GABAの作用を強くし、興奮を抑え不安や緊張も和らげる事で寝つきを良くします。

副作用

眠気、立ちくらみ、めまい等の症状が報告されています。

併用禁忌

抗うつ剤や抗不安剤、ナトリウム、オキシベートと併用するのは避けて下さい。

併用注意薬

多元受容体標的化抗精神病薬、精神安定剤、睡眠薬、抗うつ薬、鎮静剤、麻薬性鎮痛薬、抗てんかん薬、麻酔薬、抗ヒスタミン剤、アゾール系抗真菌薬、抗ヒスタミン薬、抗けいれん薬、睡眠・抗不安薬、筋肉弛緩薬、麻薬性鎮痛薬、精神薬との併用は注意して下さい。

服用方法

ソナタと同じように寝る直前に半~1錠を水もしくはぬるま湯で服用します。

注意事項

高脂肪の食事の後に服用すると薬の効果が半減するので避けるようにして下さい。 高齢者、低体重者、肝臓に疾病がある場合は1日5mgが適量とされています。 アルコールと一緒に服用するのは止めてください。 妊娠、授乳中の方は服用しないで下さい。 服用後の車の運転等は避けるようにして下さい。

睡眠薬について

眠りたいのに眠れないというのはとても辛いですよね。それが毎日続けばなお更です。できれば軽い運動をしたり生活のストレスを減らしたりと薬以外の方法で改善できれば良いのですが、あまりうまく行かない場合もあります。その時は薬の助けを借りるのも1つの手段です。しかし乱用したり必要以上の量を服用してしまうのは不眠が改善されないどころか薬へ依存してしまう事もあるので適切に服用する事が大事です。ここでは睡眠薬について詳しく解説していきます。

睡眠薬の種類

薬

睡眠薬は5種類に分類する事ができます。

バルビツール酸系

睡眠薬の中でも一番古いとされていて、1950年代くらいから使用されています。麻酔としても使われるくらい睡眠作用が強い薬です。強すぎるため副作用に注意する必要があり、眠っている間に呼吸が止まる呼吸抑制や意識が無くなるほどの不整脈に見舞われる事があります。薬が慣れて効かなくなる耐性や薬が無くては生活できなくなる依存性も強く、効果が大きい反面リスクも高いため、今では不眠症の治療に使用される事はほぼ無くなりました。種類としてはラボナ、バルビタール、イソミタール、ベゲタミンがありますが、平成28年12月でベゲタミンは販売が終了しています。

ベンゾジアゼピン系

睡眠薬としてはちょうど良い強さの薬なので、バランスの取れた薬です。副作用はありますが、バルビツール酸系のように命に関わる重い副作用は出ません。しかし薬に対する耐性や依存性が無いという訳ではないのでなんとなく使い続ける事はしないで下さい。 ベンゾジアゼピン系睡眠薬はとても種類が豊富なので、薬の効能や効果時間など自分の症状に合った薬を選ぶようにして下さい。

・超短時間型(即効性がある。効果は約2~4時間)
種類:ハルシオン

・短時間型(まずまずの即効性で効果は約6~10時間)
種類:レンドルミン、リスミー、エバミール、ロラメット、デパス

・中間型(即効性はあまりなく効果は約12~24時間)
種類:ロヒプノール、サイレース、ネルボン、ベンザリン、エリミン、ユーロジン

・長時間型(即効性はほぼ無く効果は24時間以上)
種類:ドラール、ソメリン、ベジノール、ダルメート

非ベンゾシアゼピン系

ベンゾジアゼピン系の改良型です。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は睡眠作用の他に筋肉が緩む筋弛緩作用があり、ふらつきや転倒の可能性があるため高齢者には使いづらい面がありました。この筋弛緩作用を小さくし、ふらつきや転倒などを起こりにくくしたものが非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。安全性が高いので広く利用されています。薬に対する耐性や依存性があるものの、ベンゾジアゼピン系とくらべるとほぼ同じくらいか、多少少ないとされています。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は作用時間が短い物しかないので、主に寝付きの悪い入眠障害の治療には適していますが、途中で目が覚めてしまう中途覚醒の治療には不向きです。 種類としてはルネスタ、アモバン、マイスリー等があります。

メラトニン受容体作動薬

夜になると人間の脳は視床下部からホルモンが分泌されるのですが、その物質をメラトニンと言います。このメラトニンが脳の受容体に作用する事で人は眠気を感じ、睡眠に入る準備が整います。そこで「メラトニン受容体に刺激を与える事で眠気が起きる」という発想の元誕生したのがメラトニン受容体作動薬です。

他の睡眠薬は薬の力で無理やり眠気を誘い眠りに入らせますが、メラトニン受容体作動薬は自然に近い形で眠りに入る事ができます。自然に近い形で眠る事ができるので大きな副作用も無く、薬に対する耐性や依存性も低いためとても安全な薬ですが、その分作用は弱いです。 種類としてはロゼレムがあります。

オレキシン受容体拮抗薬

脳の覚醒に関わっている物質でオレキシンと言います。オレキシンが足りなくなると脳波の覚醒を維持する事ができなくなり眠くなります。眠り病と呼ばれるナルコレプシー疾患はオレキシンが足りない事が原因で起こります。 オレキシン受容体拮抗薬は物質オレキシンをブロックし、脳波の覚醒を低くする事で睡眠へ誘導する薬です。

効果はベンゾジアゼピン系と比べると低いですが効果のある人にはとても良く効き、薬への耐性、依存性もほぼ現れず、日中へ眠気を持ち越す事もほぼありません。 種類としてはベルソムラがあります。 不眠症の薬を使用する場合は効果の弱いメラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬から飲むのがお勧めですが弱すぎて効かない人も多く、ベンゾジアゼピン系睡眠薬や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬が主流です。

睡眠薬の強さの違い

女性

ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は約20種類ありますが、強さにあまり違いはありません。しかし作用時間が違うので、そこを基準に使い分ける事をお勧めします。

・超短時間型:服用後1時間以内に最も効果が出る。作用時間2~4時間。
種類:ハルシオン、ルネスタ、タアモバン、マイスリー

・短時間型:服用後1~3時間最も効果が出る。作用時間6~10時間。
種類:レンドルミン、リスミー、エバミール、ロラメット、デパス

・中間型:服用後1~3時間最も効果が出る。作用時間24時間前後。
種類:ロヒプノール、サイレース、ネルボン、ベンザリン、エリミン、ユーロジン、

・長時間型:服用後3~5時間最も効果が出る。作用時間24時間以上。
種類:ドラール、ソメリン、ベジノール、ダルメート

効果のある時間帯に違いがあるので、なかなか寝付けなくて困る入眠障害の方は飲んだらすぐに効いてくれる薬が合っているので超短時間型や短時間型が最適です。寝付く事はできるが夜中に起きてしまい、そこからもう一度睡眠に入る事ができない方には服用後数時間たってから効果がよく現れる中時間型や長時間型の睡眠薬を選ぶと良いでしょう。 自分の症状にあった薬を選んで快適な睡眠を手に入れてください。